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ホーム > 暮らしのガイド > 防災・防犯・消防 > 「ローリングストック」のススメ

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更新日:2021年12月1日

「ローリングストック」のススメ

ローリングストックとは

 広い地域に甚大な被害が及ぶ「南海トラフ巨大地震」に備えるためには「1週間以上」の備蓄が望ましいとされていますが、「普段から食べているものを少しずつ多く購入しておけば、1週間をなんとか乗り切れる」というのが、ローリングストックの考え方です。

非常食の備蓄だけでなく冷蔵庫なども活用し、1週間の食料を備えよう

 大災害発生時、公的な支援物資はすぐに届かないかもしれません。コンビニなどのお店にも人が殺到し、すぐに商品が無くなるかもしれません。そのため、ご家庭で非常食等の防災グッズを備える事はとても重要です。これまで、備蓄は3日分あれば十分と言われていましたが、非常に広い地域に甚大な被害が及ぶ可能性のある南海トラフ巨大地震では、「1週間以上」の備蓄が望ましいとの指摘もあります。
 1週間分と言われると急にハードルが上がるように思いがちですが、非常食だけに捉われるのではなく冷蔵庫の中をはじめ台所まわりに目を移せば、1週間分の備蓄となる可能性があるはずです。
 例えば、普段からちょっと多めに食材を買い置きしておけば、最初の3日間は冷蔵庫の中のものを食べてしのげそうです。冷凍庫に普段からご飯や食パン、野菜、冷凍食品等が入っている家庭も少なくないでしょう。
 次の3日間は、いつもローリングストックしている食材でまかないます。非常食というと「気が付いたら消費期限が大幅に過ぎていて全て廃棄した」といった失敗が起こりがちです。ローリングストック法は日常的に非常食を食べて、食べたら買い足すという行為を繰り返し、常に家庭に新しい非常食を備蓄する方法。この方法なら普段から食べているものが災害時の食卓に並び、安心して食事を採ることができるはずです。
 それ以降は、乾物や発酵食品などの保存食やインスタントヌードル、フリーズドライ食品、チョコレートなどで乗り切る。さらに、調理方法(レシピ)もストックしておけば、「おいしい食の備え」が出来上がります。

ローリングストック

内閣府防災情報ページより

  1. 最初の1~2日は冷蔵庫や冷凍庫の中の食材を活用。(パン、冷凍食品など)
  2. 3~7日目 多めに買っていたレトルト食品、缶詰、スープなどでしのぐ
  3. 上記の2.の多めに買うレトルト食品、缶詰、スープなどが備蓄食料となります。

ローリングストックのやり方

日本気象協会トクする!防災より

  • 普段から多めに食材を買っておいて備蓄しておく

→普段の食事で古い順に使っていく
→その分、また新しく買い足していく

いつもある程度の量の食材が備蓄されている状態が続く

 これが「ローリングストック」です。

 ポイントは、日常生活で食べているモノで実践すること。
 そうしないと古い食材ばかりになってしまいます。

 

 MEMO

 そんなローリングストックをするのに必要なのが「カセットコンロ」です。
 水も燃料もないときに食べる「非常食」と違い、「普段と同じ食事」ですから、調理が必要です。
 そのためにはカセットコンロで簡単な調理をしてしまうのが、最も効率的です。

 自分の家にとって備蓄しやすいローリングストック食材を見つけることがポイントとなります!


お問い合わせ

総務課防災対策係

新潟県胎内市新和町2番10号

電話番号:0254-43-6111

protection@city.tainai.lg.jp