想いをつなぐ旧中条高等学校木造校舎回顧会のお知らせ

旧中条高等学校の校舎の一般公開について

このたび解体することとなった旧中条高等学校の校舎の解体作業に先立ち『校舎回顧会』（一般公開）を開催します。

　新潟県立中条高等学校は、明治 42 年（1909 年）に北蒲原郡立中条農学校として文部大臣により認可され創立されました。創設当時は、旧中条町立高等小学校の建物を改修し校舎としていましたが、以降校舎の増築・新築を行い現在の鉄筋コンクリート造の校舎へ歴史が受け継がれています。その後、建物は中条町へ引き継がれ、東本町の公会堂、中条町商工会、シルバー人材センターそして最後は、市の遺跡資料室として使用されておりました。その後老朽化が進み、倒壊や火災などの危険がありこの度解体する運びとなりました。今回解体をする建物は、昭和 29 年及び昭和 38 年に建設された木造校舎で、築約 70 年経過し、市に現存する校舎で最も古い木造校舎となります。

　昔からこの地のシンボルとして存在し、卒業生はもとより地域の方も思い出がこもった建物であると思います。6 月下旬から本格的な解体工事に入るため、その前に建設当時の写真と共に建物内部に入って様々な思い出を回顧できる場を下記の日時で設けましたので、ご関心のある方はぜひご来場ください。