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更新日:2025年7月25日
チューリップ写真コンテストは、お蔭様で本年32回を迎えることができました。これもひとえにチューリップを愛する写真ファンの熱意と、主催者側のたゆまぬ努力の結果だと思います。
さてフェスティバル16日間の開催期間中、例年に比べ雨が多くチューリップウエデイングは会場で開催することが出来ず、ホテルで行いました。そのことが影響したのかイベントの作品がいつもより少なかったようでした。それでも応募状況は70名151点と昨年とあまり変わらず応募者は5名増えましたが点数は8点減となりました。そうした中でも、県内はじめ県外からもレベルの高い作品が寄せられ大変喜ばしく思っております。応募者の地域を見ますと県内は新潟市が多く、続いて胎内市、新発田市、村上市、県外からは東京、岩手、山形、静岡、群馬、広島から応募を頂きました。
そうした中で今回の最優秀賞の胎内市長賞である加賀谷葉子氏(新潟市)の作品「夜の宝石箱」は今まで見たことのない作品でだれもが見て夜も行きたくなる完成度の高い傑作です。また新潟日報社賞に輝いた太田誠二氏(新潟市)の作品「花畑デビュー」は親子の微笑ましい姿で心が癒されました。更に特選の高橋政雄氏(新潟市)の作品「春色の笑顔」は純白と黄色の中に囲まれた少女の笑顔、しぐさが素敵でした。
全体を通して感じたことは、作品応募のテーマは胎内市チューリップフェスティバル2025の魅力を表現した作品ですが、もっと、このイベントにまた行って見たくなる作品の応募を期待しております。
胎内市のチューリップは約800種類・80万本が咲き誇るチューリップと菜の花畑が競演し色とりどりの花が訪れた人を魅了する場所です。また雪を頂いた飯豊連峰が望め、清らかな川の流れ、美しい扇状地にも触れることができ、撮影には絶好の地です。是非、来年も多くの作品が届けられますことを祈念し、お礼とお願いにさせて頂きます。
以上
令和7年7月吉日
胎内市チューリップ写真コンテスト審査会
ライトアップされたチューリップ畑がとても美しく主役のピンクのチューリップと脇役の星空、月、奥の木々、右側に黄色の菜の花を画面に入れて画面を引き締め、広角撮影したフレーミングもすばらしく主役のピンクのチューリップ畑をより引き立て、完成度の高い見ごたえのある作品にマッチしており、ロマンチックで素敵です。日中だけでなく、夜もカップル、家族で行ってみたくなる場所ですね! |
新潟日報社賞【花畑デビュー:太田誠二】
お母さんがスマホを自撮り棒で持って笑顔で目線をやり微笑んで、小さな女の子も笑顔で返している、素晴らしいシャッターチャンスを捉えています。お母さんと女の子の表情がとても微笑ましくこころ癒される作品です。題名でもわかるように初めて親子で胎内チューリップ畑に来て楽しんでいる様子が伝わります。赤、白、黄色、紫のチューリップを画面に入れリズム感、バランスも良く奥に人物を入れたことで動きも感じさせてくれます。
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特選【春色の笑顔:高橋政雄】
白と黄色のチューリップに囲まれた女の子の笑顔と手のしぐさがとても可愛く、目線も自然で撮れています。構図も笑顔が向いている方に画面を開けてフレーミングし、全体にピントもシャープで、また、女の子の頭と顔に少し光があたり、顔と洋服の光と影で質感が伝わり、ホワイト、グリーン、イエロー画面の配色も美しく可憐な可愛い少女が表現されています。 |
株式会社新潟フジカラー賞【日々の狭間で:渡邊颯人】
手前の赤いチューリップにピントを合わせその奥まで目線を誘導させる縦位置構図、ローアングルで撮影したことと白いあぜ道の構図の描写がとても素晴らしく奥行感がより伝わります。前ボケと背景ボケ、右上の虹のようなボケで幻想的な作品になっています。 |
胎内市観光協会賞【vivid!:topho-san】
胎内市チューリップフェスティバルを感じさせてくれ、行ってみたくなる魅力的な完成度の高い美しく、観光協会賞にぴったりです。少し高い位置から広がりを強調するために横位置構図にして手前から奥までチューリップと人、背景に緑の木々とすがすがしい青空と雲を写し撮った見ごたえのある作品です。 |
JA北新潟賞【玄妙:駒形洋子】
光を見つけて紫色のチューリップにピントを合わせて主役にし、脇役に黄色いチューリップをボカシて上と左下チューリップを少し入れカメラの機能を使って背景を濃く暗くしたことでより主役が際立っています。またフレーミングも良く、明暗差もあり幻想的な雰囲気を高めています。 |
ナイトチューリップ賞【雨の夜:石山裕幸】
雨の日にイルミネーションを撮影に行った1コマですね。傘を逆向きにして右手にスマホを持って撮影している人物をシルエットにしたことでより印象的な作品に仕上がっています。主役は人物、脇役は赤い傘と背景のイルミネーション、シンプルですが撮影意図がわかりやすく、作者の視点の良さが伝わります。
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入選【木漏れ日:清野寿猶】
ローアングルにし、右側ピンクのチューリップにピントを合わせ逆光撮影したことで主役がより際立ち透明感ある美しい作品に仕上がっています。背景の白い玉ぼけがファンタジックで空気感もあり構図(三分割)を意識し画面を引き締めてます。 |
入選【逃げないで~:本間トモ子】
チューリップフェスティバル公式マスコットのリップルちゃんをオープニングイベントに参加した女の子達がマスコットを楽しそうに笑顔で追いかけている様子を上手く捉えています。マスコットの背中に手を添えている女の子、後ろに見ている女の子達の表情がとても微笑ましく、シャッターチャンスを逃さず撮れてます。
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入選【いってらっしゃい:山口愛子】
会場イベントの高所作業車、乗車体験を園児たちが下から見上げている、クレーンに乗っている園児の様子を捉えています。フレーミングも良く高さを表現する為、縦位置構図にし手前に園児を入れたことで、より高さが表現されてます。下で見ている園児も早く乗りたいなと思ってますね!
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お問い合わせ
胎内市チューリップフェスティバル実行委員会
(農林水産課農村交流係内)
電話番号:0254-43-6111(内線1275)
koryu@city.tainai.lg.jp