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更新日:2018年2月19日

胎内市チューリップフェスティバル

胎内市チューリップフェスティバル

第25回(平成29年)チューリップ写真コンテスト

審査を終えて

 

 胎内市のチューリップ写真コンテストは、本年25回目となりました。これも偏に、全国の写真ファン、並びに関係者のご尽力に拠るものと先ずもって厚く御礼申し上げます。

 御陰様でこの写真コンテストは、名実共にすっかり定着してまいりました。応募点数も初めて340点に達しました。また、県外からの応募先も北は山形、宮城、隣県の福島、長野、近県の栃木、関東圏の埼玉、そして遠くは三重、大阪からと多岐に亘っております。こうしたこともあって作品のレベルも年々向上しております。従って今やチューリップ写真コンテストとしては、全国トップクラスだと自負しているところであります。

 作品の内容も、観光写真的なものから、家族愛、グループ、友人関係をテーマにしたもの、そしてチューリップの本質に迫ったもの等と、多彩になってきました。

 今年の最高賞、胎内市長賞は、チューリップを背景にした新婚夫婦の幸せいっぱいの明るい作品でした。そして、これに次ぐ新潟日報賞は、チューリップ二本を幻想的に捉えた作品でした。ここ数年のカメラ、レンズ、電子機器の進歩、発展は著しく、極端に云えば肉眼では早く動いて見えない物、暗くて見えない物、首を1回転しなければ見えない物まで写真に撮れる時代になりました。写真家も、写真愛好者も時代の変化に即応しつつも、素直な写真とは?を原点に沢山の写真を撮って欲しいと思う次第であります。

 さて、審査で感じたことは、カメラブレ、撮影ポジションや、目線の位置、絞りの使い方に注意と工夫が必要だと感じました。入選の当落は僅差です。

 胎内市のチューリップは、球根、切り花を合わせ生産量は、県内1位、2位です。畑は広大な起伏に富んだ砂丘地です。この頃、遠方には雪を頂いた飯豊連峰が輝き絶好のポイントです。

 来年も沢山の作品を御応募願います。尚、応募要項等は胎内市のホームページに掲載させて戴きますし、アサヒカメラ、日本カメラ、フォトコン等の一流カメラ雑誌にも掲載させて戴きます。

 最後になりましたが、本年も沢山の力作を御寄せ下さいました写真ファンの皆様に改めまして御礼申し上げますと共に、本コンテストにご支援下さいました関係各位に厚く御礼申し上げまして、ご挨拶と致します。

 

平成29年7月吉日

審査委員長 (公社)日本写真家協会会員 高橋 与兵衛

 

第25回応募状況

応募者 118名
応募総数 340作品
入賞数 16作品

 

 第25回入賞作品紹介

画像クリックで拡大表示します※【作品名/作者】

 

胎内市長賞【幸せいっぱい/鈴木 亮】

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幸せいっぱい!二人の満面の笑顔、タイトルが全てを語っています。新婦の新郎の首に巻いた右手が、二人の信頼関係の深さを印象付けていますし、胸元の花束は、明るく楽しい人生への希望を表し、純白のドレスは全てのスタートを物語っています。背景の雲一つない青空、そしてピンクと黄色の花と新緑の背景、構成から構図、最高賞に相応しい作品です。

 

新潟日報社賞【幽玄/駒形 政則】

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背景を黒く落とし、黄色い芯からピンクの花びらへと広がりを見せながら、白い縁取りでまとめた幻想的な作品です。そして右下に小さな花をあしらう見事な構図です。マクロレンズとフィルターワークを駆使した労作と云えるでしょう。

 

特選【よさこいパワー全開/渡辺 瑞枝】

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青空の下(もと)、元気いっぱいの女性たちの声が聞こえてきそうです。画面の右には胎内市のマスコット、リップルちゃん、そして最後列には二人の子どもが程よい間隔で踊っています。そして、遠方にはチューリップが見える。見事な構図から、明るく楽しい雰囲気が伝わってきます。 

  

特選【高ーい 高ーい。/坂井 マツヨ】

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 お爺さんと、お孫さんの幸せいっぱいの姿が微笑ましい。男の子の黄色の服と、菜の花の取り合わせも面白い。やんちゃ坊主と、それを支えるお爺さん、瞬間のことながら、目を瞑り口元に少し力が入っている処がお孫さんとの深い絆を感じさせます。また、そんな二人を撮る、おばあちゃんの背中からは温かみが伝わってきます。

 

 株式会社新潟フジカラー賞【初舞台/本間 トモ子】

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チューリップフェスティバルのイベントの一つ、板額会の寸劇は勇壮な中にもこうしたユーモアもあり、人気を博している。初舞台の男の子を緊張感の中にも楽しさを感じさせる場面構成を巧く取り入れているが、その一瞬を見事に捉えている。中でも、男の子の左足を上げて身を後ろに反り返る感じは笑いの中に躍動感があり、三人の一体感が目前に迫ってくる。

 

 富士フイルムイメージングシステムズ株式会社賞【幽玄の美/坂井 弘司】

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二本のチューリップを、カメラの機能を極限まで追い込みながら、映像として引き出した作品です。ピントの合っている処は、二枚の花弁が重なるか、離れたばかりかの動的な分部だけです。そんな緻密な狭い一か所で艶やかな二本の花を、暗い部分と明るい青の部分で複雑な人間模様を描き出しているかのようにも見えます。

 

 胎内市観光協会賞【板額のお姫様/井川 康徳】

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青空の下、お花畑に立つ純粋な二人の乙姫。まさに時代劇の映画の一場面のようです。バックの黄色やピンクの花が二人の美しさを引き立てています。そして、何と言っても誰もが目につくポイントは二人が手にする市女笠です。旅する乙女がふと笠を取り遠方の風景を見ながら、まあキレイ!と言う感じです。

 

 JA胎内市賞 【雲の流れのように/小山 覚】

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広大なチューリップ畑に現れた華やかなフラダンスの面々、黄色に咲いたチューリップの女性たちの賑やかな声に、ただ、恥ずかしそうに見守っているかのようにさえ見えます。最後尾の大きく手を広げてのパフォーマンスが効いていますし、右から左方向への広がりの構図が、写真のお手本の様にすばらしいです。

 

 入選【的中/西山 雅之】

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矢を放ち的中の瞬間、板額御前の真剣な眼差しと、口元の表情の厳しさ、力強さが、それを物語っています。背景を色とりどりのチューリップ構成した処は良かったのですが、御前の頭髪がややバックの黒に押されたのが惜しまれます。

 

 入選【先に記念撮影/渡辺 隆】

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新郎新婦が、今の心境をいち早く二人でとろうとの一瞬を、逃さず撮った作者の読みの深さに脱帽です。着衣を直してもらう男の子の表情が、今少し見えたら良かったと思います。会場の沢山の観光客と、チューリップの構成は見事です。

 

 入選【きれいに写ってね。/山口 愛子】

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若い女性とピンクのチューリップ、清潔感のなかに、溌溂として、しかもスマホまでピンクとは出来過ぎでしょうか?柔らかい日差しの中での記念撮影、素敵に撮れた事でしょう。少し角度を変えたらVサインの女性の顔にも陽が当たったのにと惜しまれます。

 

 努力賞【楽しい散歩/丸山 勉】

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春爛漫の中、先生に引率されての散歩、園児たちの元気な声が聞こえてきそうです。風景はもとより、足元の目に付く物まで、何でも興味がある。そんな姿を巧く捉えています。ただ、チューリップの配色に一工夫されたら良かったと思います。

 

 努力賞 【ワン・ダフォー/剣持 志津栄】

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広く、明るく、華やかなチューリップに沿って走る女の子、コスチュームもこの雰囲気にぴったりです。そして、犬と散歩する外人風のご婦人。やや暗いイメージの衣裳を黄色のチューリップで補った画面構成、そして左からの光を意識したこと、白い犬の存在感が素晴らしいです。

 

努力賞【菜の花の中で/上杉 正春】

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日本古来の春の花、菜の花をバックにしての新郎新婦、喜びいっぱい、胸いっぱいの声が聞こえてきそうです。右画面に広がった純白のドレスが菜の花との明暗差にうまく馴染んでいますし、新郎の笑顔と視線が画面に広がりをもたらした所が高く評価されます。

 

努力賞【里帰り/前田 彰子】

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どこへ行くにも手放さない、ぬいぐるみを抱いた女の子。遠くをみつめる眼差し、爽やかな風を受けてなびく頬のみだれ髪、久しぶりのふる里に、喜びもひとしおです。花もピンクに白との淡い色彩で、限りないファンタジックな空気感へと誘ってくれているようです。

 

努力賞【チューリップ畑で/小沢 寿長】

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何を語り合っているのでしょうか?ソフトクリームを食べながらの会話。ボーイフレンドの話でしょうか?とても興味深いところです。真ん中に黄色のチューリップを配し、セーラー服の二人を浮き出しています。観光客の人数と配置それぞれに意味があり見事です。

 

 

 

お問い合わせ

胎内市チューリップフェスティバル実行委員会
(農林水産課ふるさと特産係内)
電話番号:0254-43-6111(内線1245・1246)
furutoku@city.tainai.lg.jp