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新潟県 胎内市

自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”

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更新日:2016年1月7日

トンボとなかよしになろう2013

 観察会の当日は天候に恵まれ、屋外のトンボ池周辺で参加者は網を振りました。

 アキアカネやオオルリボシヤンマなど、初秋に見られるトンボたちを観察しました。

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 さあ、待ちに待った観察会だ。

 網をもって繰り出せ。

 トンボを追いかけるぞ。

 池に落ちないように気を付けてね。

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 参加者は池の周囲に思い思いに散らばります。

 おっと、そんなに騒ぐと生き物たちがびっくりして隠れてしまうぞ。

 生き物を観察するには、静かにそっと近づかなくてはなりません。

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 水中をすくう水網と陸上で昆虫類を捕まえる補虫網と、網には大まかに2種類あります。

 水網は網の底が浅く、水を含みにくい材料でできています。

 補虫網は風を切るように軽く、網の中に入った虫が逃げないように底が深くなっています。

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 おやっ。

 あそこを飛んでいるのは何かな。

 えいやっ。

 さあ、何が入ったかな。

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 池の際を行ったり来たりしているヤンマをめがけて網を振ります。

 あ~っと、残念。

 もう少しで入るところでした。

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 水中を水網ですくいます。

 どんな生き物がいるかな。

 紛らわしい泥や落ち葉の中から、その姿を探し出します。

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 ぼくにはちょっとこの網は長すぎたかなあ~。

 もっと大きくなったら、素早く翔ぶヤンマも捕まえられるようになるかな。

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 オニヤンマの幼虫です。

 スマートな成虫と違い、いかつい顔つきで、ずんぐりとしていて毛むくじゃらです。

 ゆるい流れの底の砂利の間にもぐって隠れています。

 成虫になるまで2~3年かかります。

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 水中にすむカメムシのなかま、ミズカマキリです。

 細長いからだで、前脚がかまのようになっています。

 肉食性の昆虫で、このかまでオタマジャクシや小魚などを捕まえて体液を吸います。

 普段は水中で生活しているのですが翅があり、翔んで移動することができます。

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 観察会のあと希望者は、トンボの標本のつくり方を勉強しました。

 大きなトンボは腹部を開いて内臓を取り除きます。

 その後ひごを通して、乾燥しても腹部が折れにくいようにします。

お問い合わせ

教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家

新潟県胎内市夏井1204-1

電話番号:0254-48-3300

insectm@city.tainai.lg.jp