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新潟県 胎内市

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ホーム > 暮らしのガイド > 教育・文化・スポーツ > 文化 > 胎内昆虫の家 > 「トンボと水辺の昆虫観察会」が行われました

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更新日:2014年12月15日

「トンボと水辺の昆虫観察会」が行われました

 観察会は、開始直前まであやふやな天候でしたが、なんとか屋外で実施できました。一般の方のほかに、高校生物部員のみなさんの参加もあり、応援団スタッフも大活躍しました。

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 はじめに「とんぼのものがたり」の紙芝居を愉しみました。

 トンボをじっくりと観察してみると、様々な生き物がかかわりあって生きていることがわかります。

 私たちの生活も、トンボの視点から見つめなおしてみると、もっともっと住みよい社会になるかも知れません。

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 最前列の特等席で紙芝居を真剣なまなざしで聴くこどもたち。

 お話に登場するのは、どこにでもあるような池です。

 トンボに限らず、みなさんも、おうちの周りの身近な自然を、もう一度見つめ直してみませんか。

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 いよいよ観察会開始。

 初めはなかなか見つけだすことができなかった生き物たちも、自然に溶け込んで動き回っているうちに、だんだんと目に映るようになりました。

 空中に、水中に、元気に網を振り回し、実際に捕まえても見ました。

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 こちらではモノサシトンボのメスを捕まえました。

 細い腹部に、規則正しいものさしのような模様が入っています。

 草薮の中に隠れていることが多いので、見つけるのはなかなか大変です。

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 こちらではクロスジギンヤンマのオスを捕まえました。

 なじみのあるギンヤンマとよく似ていますが、胸側に黒条が入っています。

 腹部基部と複眼の水色も鮮やかで、生きている生命の躍動を感じさせます。

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 観察会の様子を遠くから見てみました。

 初夏の風物詩です。

 昔はこのようなこどもたちのあそびが、そこかしこで見られたのでしょう。

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 高校生物部員のみなさんは、研修室でトンボの標本つくりの実習も受けました。

 標本を作るためでも命をいただくのは決して気持ちのいいものではありません。

 しかし、ひとつの命を犠牲にすることによって、得ることのできるものも大きいのです。

 それを、次の生命をまもるために活かして行かなくてはなりません。

151  観察会の最後には、参加者が捕まえた生き物を持ち寄って、種名や特徴、また生態などを紹介しました。

 

お問い合わせ

教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家

新潟県胎内市夏井1204-1

電話番号:0254-48-3300

insectm@city.tainai.lg.jp