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ホーム > 暮らしのガイド > 教育・文化・スポーツ > 文化財 > 胎内市の誇る勇婦~板額御前~ > 第22回 中世歴史絵巻 板額の宴
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更新日:2024年9月22日
この度、9月22日(日)に予定しておりました第22回「板額の宴」ですが、大雨(土砂災害)警報発令の悪天候のため、やむを得ず全日程、中止とさせていただきました。
楽しみにしていただいた皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
令和5年9月17日(日曜日)奥山荘歴史の広場において、第21回中世歴史絵巻板額の宴が開催されました。
当日は天候に恵まれ、さわやかな秋空のもと、板額御前の活躍を紹介する演劇「板額御前物語」が披露されました。
また板額太鼓の演奏やよさこい演舞、着付け体験や火起こし、弓矢、ストラップづくり、かわらけづくりなどのワークショップが行われました。
板額御前の追い求めた夢のあとが遺る、胎内市の豊かな文化と歴史を体感しました。
9月ですが、猛暑が予想されたため急遽、産業文化会館内にて板額の宴を行いました。当日は売店なども出店していただけました。 来場された皆さま、ご協力、どうもありがとうございました。 さあ、会場へ入りましょう! |
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開宴の儀は板額太鼓保存会の皆さんの演奏で幕を開けました。 産業文化会館ホール内には、おなかの底に届くような、ズンズンという和太鼓の音が響き渡りました。 |
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打ち手の心に迷いのない、本当に見事なばちさばきです。
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よさこい中条和組の皆さんが演舞を披露してくださいました。 息の合った動きで、会場を沸かしました。 |
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和太鼓体験ブースでは、板額太鼓保存会の皆さんにたたき方を教えていただきました。 太鼓に初めて触る参加者も多く、和太鼓の響きとリズムを楽しみました。 |
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弓矢体験ブースでは的当てを楽しみました。板額御前は幼いころから兄たちと研鑽し、武芸に秀でていました。 中でも弓の腕前は百発百中、比類なき強さで、鎌倉方と最後まで戦いました。 |
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昔ながらの方法で火を起こす体験もしました。 煙が出てくればあともう少しです。 腕が疲れてくるのですが、皆さん最後まであきらめずにがんばっていました。 |
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板額御前グッズづくりコーナーでは、ストラップや夢灯籠を作りました。 百発百中の弓の腕前であった板額御前にあやかり、願い事が叶うよう想いを込めて灯篭を作りました。 |
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板額御前ストラップづくり。 細かい作業もあり、なかなか根気も必要です。 さて、うまくできたかな。 |
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金子さんと安藤さんと別所さんは、この「第21回板額の宴」で第12代目板額御前に就任しました。今後2年間、出前授業やイベントへの出演など幅広く活躍していただきます。 |
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契りの儀式に用いられていたというかわらけ。 参加者は想いを込めながら、粘土をこね形を整えました。 焼き上げてから、後日受け取ることができます。 |
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きもの教室絹の会の皆さんに美しく着付けていただける、たいへん人気のブースです。 好きな衣装を選べることも魅力の一つ。この日も多くの来場者が体験しました。 舞踊や茶道などをしていた方からご寄贈いただいた着物や帯、扇などを活用させていただきました。 |
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演劇「板額御前物語」上演の様子。 演者は役柄に合わせた衣装に身を包み、アクションを織り交ぜながら演劇を行いました。 |
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スクリーンには登場人物の名前や言葉の解説を映し、劇がよりわかりやすくなるよう工夫しました。 | |
演劇の山場の一つ、板額御前が勇敢に戦う様子を表現した演武は、手に汗を握ります。 | |
演武の中盤、若き城主「城小太郎資盛」が鎌倉方の兵士を相手に刀で応戦する場面は、迫力があり、見どころの一つです。 |
演劇「板額御前物語」の最後に演者がステージに勢ぞろい。個性豊かなメンバーが、板額御前の活躍した時代を現代によみがえらせました。観衆は中世のいにしえへ想いを馳せ、しばし日常を忘れ、歴史絵巻のひとこまに紛れ込みました。
来年は9月22日(日曜日)に「第22回中世歴史絵巻板額の宴」を開催する予定です。ワークショップや演劇で、板額御前の歴史と魅力を知り、イベントをたのしんでいただければ幸いです。
また、胎内市には歴史や文化に触れることができる施設(奥山荘歴史館・黒川郷土文化伝習館など)や史跡がたくさんあります。皆さまのお越しをお待ちしております。
お問い合わせ
教育委員会生涯学習課文化・文化財係
新潟県胎内市黒川1410
電話番号:0254-47-3409
bunnkazai@city.tainai.lg.jp