更新日:2016年8月1日
平成28年第2回胎内市議会定例会
<市政報告要旨>
平成28年第2回胎内市議会定例会(平成28年6月10日(金曜日)~6月28日(火曜日))
4 中条駅西口周辺整備事業等の進捗状況について
5 プレミアム商品券発行事業及び住宅リフォーム助成事業の進捗状況について
6 胎内市総合体育館の供用開始について
7 胎内市美術館の近況について
8 学校支援地域本部への地域コーディネーター配置について
9 教育環境の向上に関する取組について
1 総合計画策定に向けた市民ワークショップの開催状況について
これからのまちづくりについて、市民の声を活かすことが重要と考え、本年2月から5月までの間に計4回に渡り市民ワークショップを開催いたしました。
平均年齢40歳の総勢26名で構成されたこのワークショップでは、毎回20名ほどの方に参加いただき、意見交換が行われてきたところであり、先月25日の最終回では、市民目線でのまちづくりの提言書がまとめられました。
市といたしましては、議員から寄せられた提言を含め、いただいた様々な提言を参考に施策案等について検討を重ね、市民とともに歩むまちづくりの指針となる総合計画を策定してまいりたいと考えております。
今年度から、ふるさと納税関連業務の取扱事業者を通じて、インターネット上からの申込み及びクレジットカード決済による寄附ができるようにしたこともあり、5月末までの2か月で、寄附金額が600万円に達し、当初の見込みを大きく上回る状況となっております。
このことから、本定例会に、関連する補正予算案を提案いたしましたので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
今年度から鍬江集落と坂井集落に移り住んでいただいた地域おこし協力隊の2名に対し、先月10日に両区長出席のもと委嘱状の交付を行ったところであります。隊員2名には、これから3年間、それぞれの集落を拠点に、鼓岡・大長谷地区の地域農産物等の資源の活用やコミュニティの活性化などの任務に当たってもらうこととしております。
現在、既に集落行事等に積極的に参加し、地域おこしに尽力してもらっております。
議員の皆様におかれましては、隊員の活動が大きな成果につながるよう、お力添えをいただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
4 中条駅西口周辺整備事業等の進捗状況について
3月17日に東日本旅客鉄道株式会社と「羽越本線中条駅西口周辺整備事業に伴う橋上駅舎及び東西自由通路新設他工事施行協定」を締結し、平成30年7月の新駅舎供用開始に向けて、事業が本格的に動きだしたところであります。
この協定に基づき、今年度は、東日本旅客鉄道株式会社が仮駅舎の建設等を施工いたします。
仮駅舎につきましては、現駅舎の村上市側に建設し、12月頃に駅業務を切り替える予定としております。
工事の実施に当たりましては、現在の駅前広場の一部を工事作業等で使用することとなるため、駅利用者に対してご不便をおかけすることになりますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
また、中条駅西口通り線につきましては、7月中旬に供用開始すべく、工事を進めており、本定例会に市道認定について提案いたしましたので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
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5 プレミアム商品券発行事業及び住宅リフォーム助成事業の進捗状況について
まず、プレミアム商品券発行事業のうち、プレミアム建設工事券の発行につきましては、4月1日から販売予約を開始し、4月中旬までに販売予定額に達したところであります。
また、プレミアム商品券の発行につきましては、今年度は、お中元・お歳暮の時期に合わせ、2回にわけて販売することとし、第1回目を今月16日から開始し、第2回目は10月に行うこととしております。
更に、住宅リフォーム助成事業につきましては、5月末時点で249件の申請を受けており、経済効果は約3億6,600万円、昨年同時期よりも、3,400万円多くなっております。
市としましては、これら経済対策事業を通じて、地域経済の活性化と消費喚起につながるよう取り組んでまいりたいと考えております。
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愛称を「ぷれすぽ胎内」とした総合体育館は、先月14日に女子バスケットボールチームのJX-ENEOSサンフラワーズや開志国際高等学校男子バスケットボール部にも参加いただいた中でオープニングイベントを行い、翌15日から一般供用を開始したところであります。
ちなみに、ランニングレーンやトレーニングルームを無料開放していた先月の利用状況でありますが、延べ2,300人近くの方に利用いただいたところであります。
本施設は、健康づくりの場にとどまらず、8月の大相撲胎内場所の開催のように、スポーツを観て楽しむ場としても今後大いに活用してまいりたいと思っております。
なお、この「ぷれすぽ胎内」は、災害時の総合避難場所としての機能を併せ持っておりますことから、緊急時に円滑に対応できるよう関係機関と協力しながら、体制整備を進めてまいります。
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4月27日に竣工式を執り行い、翌28日から一般開放を開始いたしました。
5月末までの入館者数は1,200人を超える状況となっており、現在は、山本順コレクションを全館展示し、好評を博しているところであります。
今後も胎内市にゆかりのある美術品等を中心に年数回の企画展示を行うなど、芸術文化に触れる機会を設け、末永く市民に親しまれる美術館として活用を図ってまいります。
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市内の全小学校では、保護者や地域の皆様がボランティアとして、学校の教育活動や登下校の見守り等を支援していただく、「学校支援地域本部」を設置しておりますが、今年度からは、この「学校支援地域本部」に、地域コーディネーターを1名ずつ配置し、学校からの要請に応じて、ボランティアとの連絡・調整や、学校が求めるボランティア探しなどの活動をおこなっていただいております。
この地域コーディネーターの配置により、これまで以上に学校と地域の結びつきを強めてまいりたいと考えております。
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まず、学校教育の重点施策である「キャリア教育の推進」を図るために新たに開始した「子どもハローワーク事業」についてでありますが、今年度は、市のほか、民間事業者の協力を得て、22の募集事業を提供できるように環境を整えてまいりました。既に、そのうちの一つである「チューリップフェスティバル」には中学生3名、小学生2名が、自主的に参加し、来場者受付の手伝い等を行ったところであります。
市としましては、地域社会と子どもをつなぐこの取組を通じて、子どもたちが大人と一緒になって地域のイベントの手伝いやボランティア活動、職業体験を自主的に行うことで、視野を広げ、地域で働くことの意義や喜びを感じられるよう、今後も体験の機会を提供していきたいと考えております。
また、文部科学省が推進する「地域とともにある学校づくり」を進める学校運営協議会制度、いわゆる「コミュニティ・スクール」の導入についてでありますが、今年度は、黒川小学校を調査・研究校として、地域住民や保護者等が学校運営の基本方針の承認や学校関係者評価などに参画する仕組みづくりを、学校や地域関係者等とともに進める予定であります。
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