メニューをスキップします

新潟県 胎内市

自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”

文字サイズ

  • 標準
  • 拡大

ホーム > 市の紹介 > 市長室だより > 施政方針・市政報告 > 平成18年第1回胎内市議会定例会

ここから本文です。

更新日:2014年3月5日

平成18年第1回胎内市議会定例会

平成18年度の施政方針(要旨)


昨年は、私たちのこの地域において、大きな転換期を迎えた年でした。それは、中条町及び黒川村の合併が成就し、新たに胎内市が誕生したことです。自然や歴史という財産を共有しながら、発展を遂げてきましたが、この合併を契機に、さらなる飛躍が大いに期待されています。地方分権の受け皿となる体制が構築され、合併後の課題を意識し、市民の意見に耳を傾けながら市政運営に当たらなければならないと考えています。

平成17年国勢調査の速報によりますと、胎内市は、人口が32,813人であり、前回の調査と比較し4.3パーセントの減少でした。いよいよ人口減少の時代に突入したと考えられます。これからは政策を立案・執行する上で、この人口減少社会を当然に意識していく必要があります。特に医療や介護の将来的な施策を検討する上では、市民の目線に立った新しい福祉や介護ネットワークを構築するなど、地域の実情に即した、よりきめ細かな配慮が求められるとともに、これらを支える人や産業、ボランティア組織を育成し、地域力を高めていかなければならないと考えます。

今年は、合併して2年目、そして私が市長に就任して初めて迎える年でもありますので、市民や議員の皆様方の英知を結集し、住民本位のまちづくりに取り組んでまいりたいと、その決意を新たにしております。

<平成18年度の主な施策>

アスベスト対策
5小学校と中条体育館、武道館で除去工事。黒川地区体育館及び公民館は対応を検討。

防災行政無線の整備
胎内市全戸に、戸別受信機を配備し、防災情報の伝達システムを構築。3ヵ年事業。

ワイナリーの整備
平成18年度から2ヵ年継続事業、宮久地内のミネラルハウス隣接地を予定。

地域包括支援センター
総合的な相談窓口機能を有した「地域包括支援センター」を設置。専門職も配置。

奥山荘城館遺跡整備
鎌倉時代の屋敷跡である「坊城館跡」を江上館と一体的に保存・整備。

図書館情報システム整備事業
蔵書図書約58,000冊をコンピュータで管理し、図書を瞬時に検索。県立図書館とネットワーク化。


<継続事業の状況>

ほ場整備事業
4地区の面工事のほか、排水路及び暗渠工事を予定。

湛水防除事業・かんがい排水事業
2ヵ所の排水路の護岸工事、排水樋門1ヵ所を整備。宮瀬江、西条江用水路工事を計画。

農業集落排水事業
乙地区は4月1日供用開始。大長谷地区、管渠工事及び処理場の機械設備工事を予定。

公営住宅建設事業
中条地区では公営住宅地に集会所を建設。黒川地区で公営住宅4棟を建設整備。

中条駅前の整備に関して
駅の南側にバイクと自転車約200台の収容施設を、駅の向かい側の農協跡地に約70台収容駐車場を整備予定。


<総合計画及び行政改革>
合併協議会で策定された新市建設計画を基本的に踏襲し、市の進むべき方向をより具体的・詳細に定めた総合計画を審議会に諮りながら、年内を目途に策定。また、新市の行政改革の基本方針となる行政改革大綱についても、同じく年内を目途に策定。

以上、平成18年度施策方針と諸施策の報告といたします。
胎内市長吉田和夫
(平成18年第1回胎内市議会定例会から)


お問い合わせ

総務課法制係

新潟県胎内市新和町2番10号

電話番号:0254-43-6111

housei@city.tainai.lg.jp