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新潟県 胎内市

自然が活きる、人が輝く、交流のまち“胎内”

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更新日:2016年1月27日

冬季研修

 応援団スタッフでは、昆虫のことについて学ぶ勉強会を冬季に実施しています。

 毎回テーマを決めて、その内容を詳しく掘り下げて勉強します。

 応援団スタッフだけではなく、一般の方も参加できます。

1回目

 2016年 1月23日に、2015年度冬季研修の1回目を実施しました。 

 テーマは「昆虫を飼ってみよう」でした。

 昆虫たちを飼うには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

昆虫を飼ってみよう

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 一般の方の参加も受け付け、2階の研修室を会場に、講義形式の授業でまずは幕を開けました。

 各自好きな昆虫を飼育するためのケースを、厚紙に描きます。

 ケースにはどのような物を入れたらすみ心地がよいでしょう、餌は何を与えたらいいかな。

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 色も塗って仕上げていただきました。

 どのように考えてどのように工夫をしたか、みんなの前で発表をしてもらいました。

 登場した昆虫はミズカマキリ、カブトムシ、ミヤマクワガタ、ギフチョウなどなど。

 もっと改良した方がいいところはないか、みなさんから意見も募りました。

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 各自の発表が終わり、前半の研修室での授業は終了しました。

 お菓子やジュースでおやつ休憩です。

 初対面の方ともお話をします。

 それぞれが興味のある昆虫についての情報交換をしました。

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 後半は飼育室に移動して、飼育の実技を勉強しました。

 ここでは1年中温度を保って、いろいろな昆虫を飼育しています。

 孵化したオオカマキリの幼虫を、飼育ケースにわけて育てます。

 足場にティッシュをふわっと入れ、また、水分を含ませたティッシュも隅に置きます。

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 カブトムシ幼虫の飼育ケースをつくります。

 糞でいっぱいになったケースから、幼虫を回収しました。

 さあ、引っ越しです。

 全部で何頭いるかな。

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 マットにすこしづつ水分を含ませ、ほぐしながらよくかき混ぜます。

 新しく準備するケースの底には粗いおがくずを敷き、劣化・分解が進みにくいようにします。

 その上に幼虫の餌となる栄養価の高い腐葉土を入れます。

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 この時季にカブトムシの幼虫を見られたことにちびっ子たちは大はしゃぎ。

 この幼虫があの黒くてかたいからだのカブトムシになるんですね。

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 3頭ずつのケースを4個つくりました。

 マットの上に幼虫を放し、しばらく見ているとごそごそと潜っていきました。

 ケースと蓋との間には、新聞紙とビニールをはさんで、小さな虫が侵入しないように、また水分が蒸発するのを防ぎます。

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 応援団スタッフの子どもたちが2年前に幼虫の飼育ケースを作成した、アクタエオンゾウカブトが羽化していました。

 黒光りする巨体は迫力があります。

 オスとメスをしばらく別々に飼って、成熟するのを待ちます。

 そのあと採卵ケースにセットし、また世代をつなぎます。

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 一部の応援団スタッフには、胎内平に設置する昆虫解説看板のお披露目を行ないました。

 一生懸命に描いたイラストや、考えた解説文章が、立派な看板に仕上がっていました。

 雪が溶けたら、胎内平の散策道に設置します。

 春が待ち遠しいですね。

 

 

お問い合わせ

教育委員会生涯学習課胎内昆虫の家

新潟県胎内市夏井1204-1

電話番号:0254-48-3300

insectm@city.tainai.lg.jp