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更新日:2020年10月14日

人権・同和問題

 人権

 人権って、なんだろう・・・

『人権』という言葉を聞くと「なんとなく難しそう」「堅苦しい」と感じてしまうことが多いのではないでしょうか?

そんなに難しく考えないでください。

 「すべての人が人らしく幸福に生きていくための当然の権利」それが人権です。

 みんなが住みよく暮らしていくために、互いに思いやりとやさしさの心を持つ。そういったことで守ることができるとても身近なものです。

 例えばこんなことです。

  • 混んだ電車やバスの中でお年寄りや体の不自由な人に声をかけたり、自然に席を譲る行動をとること
  • 雨の日に車で歩行者に出会ったとき、車のスピード落として、泥水がかからないように相手のことを考えた行動をとること  など

 そんなに難しいことではありませんよね。

 胎内市が平成28年におこなった人権問題に関する市民意識調査では、「今の日本は、人権が守られていると思いますか」との質問に対し、2割近くの方が「守られていない」「あまり守られていない」と回答しています。

 すべての人にとってより住みよい胎内市となるよう、相手の気持ちを考え思いやりとやさしさを持って行動しましょう。

 胎内市では「人権教育・啓発推進計画」を策定し、差別や偏見のない明るい社会を目指し講演会やパネル展を通して、人権の大切さについて市民の皆様に考えていただいております。

 また、胎内市の各学校では人権・同和教育がおこなわれており、授業の様子を講演会の時に報告したり、内容をまとめたパネルを展示するなどし、学校教育の取組についても理解を深めていただいております。

 ○第2次 胎内市人権教育・啓発推進計画(PDF:3,129KB)

 ○人権問題に関する市民意識調査結果報告書(平成28年)(PDF:1,841KB)

 胎内市人権教育・啓発推進委員会

 胎内市人権教育・啓発推進計画の総合的かつ効果的な推進のため、計画の見直しや事業の評価等について審議しています。

〇会議・資料

 会議の議事概要や使用した資料について掲載していきます。議事要旨は、内容等確認の後に掲載しますので、時間がかかる場合がありますのでご了承ください。

令和2年度第1回胎内市人権教育・啓発推進委員会

同和問題

 同和問題という言葉を聞いたことがありますか。

 〇同和問題とは

 日本社会の歴史的発展の過程で形づけられた身分階級構造に基づく差別により、日本国民の一部の人々が長い間、経済的、社会的、文化的に低位の状態を強いられてきたことを言います。現在でも、同和地区出身ということだけで、結婚の際に両親や祖父母、親戚の反対にあって結婚を妨げられたり、就職試験で公平に扱われなかったりなど、人生の大事な節目で差別を受けることがあります。また、インターネット上や路上などに同和地区のことを馬鹿にしたり、挑発するような書き込みや落書きをするなどといった事件もおきています。

 よく「差別、差別」というからいつまでも差別がなくならないのではないか(寝た子を起こすな論)という声が聞かれます。

 胎内市で平成28年におこなった市民意識調査においても、『「差別、差別」というからいつまでも差別はなくならない」との意見についてどう思いますか』との質問に対し、45%の方が「そう思う」と回答しています。

 明治4(1871)年に太政官布告(いわゆる「部落解放令」)により、法律のうえで身分が解消してから100年以上が経過しますが、いまだに言われのない差別に苦しんでいる人たちがいます。

 はたしてこのまま黙っていて差別はなくなるでしょうか。

 私たち一人ひとりが、身近な問題として同和問題を正しく理解することが大切です。

 胎内市では不当な差別をなくすために、講演会やパネル展、学校での教育を通して正しい知識の啓発をおこなっています。

身元調査は「差別」につながります!本人通知大丈夫か

 身元調査という言葉を聞いたことはありますか。

 差別や偏見のない明るい社会では、身元調査は必要ありません。

 〇身元調査とは

就職や結婚の際に、本籍や家庭環境、国籍、思想、信条などを本人の知らないところで、調べることです。また、調査会社などに調査を依頼することもこれにあたります。

身元調査はプライバシーの侵害であると同時に、悪質なケースだと結婚差別や就職差別といった人権侵害にもつながります。

 身元調査をなくしていくために、一人ひとりが差別意識や偏見をなくし、明るい社会を目指しましょう。

本人通知制度をご存じですか

 胎内市では、事前登録型本人通知制度を導入しています。

 〇本人通知制度とは

 第三者に戸籍や住民票を交付した際、事前に市に登録した方へその事実をお知らせする制度です。

第三者とは…本人等から依頼を受け、委任状を持参した方

自己の権利を行使し、または義務を履行するために必要のある方

住民票の記載事項を利用する正当な理由のある方

職務上、必要な請求をする八士業の方

(八士業とは、弁護士、司法書士、土地家屋調査士、税理士、社会保険労務士、弁理士、海事代理士、行政書士を指します。)

 なぜ、本人通知制度が必要なの?

 戸籍や住民票を不正に取得される事件がおきています。これらの不正に取得された住民票等は、高齢者の詐欺、結婚や就職の際の身元調査、ストーカー行為などに悪用されています。

 本人通知制度は、第三者に住民票等を交付した事実を事前に登録した方へお知らせしますので、これら不正に取得しようとする人たちへの抑止力となります。それは、同時に人権侵害や犯罪被害を未然に防ぐことにもつながります。ぜひ本制度に登録をしましょう。

 登録の方法や登録申請書については、こちらをご覧ください。

 «住民票の写し等の第三者交付に係る本人通知制度について»

取組紹介

〇平成30年度取組紹介

◆2018じんけんフェスティバルinたいない(8月19日 胎内市産業文化会館)

 「2018じんけんフェスティバルinたいない」を開催しました。フェスティバルは2部構成で行われ、たくさんの人にさまざまな人権問題について、身近に感じていただきました。

1部では、「セクシャルマイノリティの人権」をテーマにlove1peace代表の高橋佳生(たかはしけいき)さんを講師にお招きし、映画「カミングアウト」の上映も併せて開催しました。《詳しくはこちら(男女共同参画ページ)

2部では、「障がいのある人の人権」をテーマにシンガーソングライターの立木早絵(たてきさえ)さんを講師にお招きし、トーク&コンサートを開催しました。

 講演では、まだ80%の人が障がいのある人に何らかの壁を感じている、『心のバリアフリー』を進めることが必要だとお話いただきました。「七転び八起き、7回失敗してもそれより多く起き上がればいい。生きている限り、素敵な未来を作っていけます。人生のさらなる一歩を踏み出そう」と思いを伝えられました。

 コンサートでは、立木さんの素敵な歌声とピアノの音色に会場内は包まれ、参加した皆さんからは、「とてもすばらしい講演会とコンサートでした」「立木さんからパワーをいただきました」などの感想をいただきました。

 また、当日はさまざまな人権問題に関するパネルを展示し、多くの方にご覧いただきました。  

 人KENまもる君 立木早絵1 立木早絵2

 パネル展(じんけんフェスティバル2) パネル展(じんけんフェスティバル3) パネル展(じんけんフェスティバル4)

◆人権講演会、パネル展(11月29日 胎内市産業文化会館)

 人権週間行事(12月4日~10日)として上方落語家の露の新治(つゆのしんじ)さんをお招きして、人権講演会を開催しました。

 講演では、「新ちゃんのお笑い人権高座」と題し、参加者に「この世に生を受けるまでに何人のご先祖さんを経ているのか」という疑問を投げかけ、「日本人みんなが交じり合っている。『血縁』『血筋』なんかで人を差別するおかしさに気付かなあかん」とお話されました。時折、時事ネタを交えたダジャレで会場内を沸かせ、終始笑みがこぼれる講演会でした。

 参加した皆さんからは、「10代遡ると親が1,000人を超える。みんな仲間なんですね」「久しぶりに笑わせてもらいました」「被差別-加差別と並べると差別ってこわい言葉だと改めて感じた」などの感想をいただきました。

 また、当日はさまざまな人権問題に関するパネルを展示し、多くの方にご覧いただきました。

 露の新治1 露の新治2 パネル展

〇平成29年度取組紹介

◆人権講演会、パネル展(12月9日 胎内市産業文化会館)

 12月4日~10日の人権週間に合わせ、山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司(かわぐちやすし)さんをお招きして、人権講演会を開催しました。

 講演では、「寝た子はネットで起こされる!?~『部落差別解消推進法』から学ぶ~」と題して、平成28年12月に成立・施行した「部落差別解消推進法」について、法の成立の背景や趣旨をわかりやすくお話いただきました。また、情報化の進展に伴って、インターネット上に差別情報が氾濫していることに対し、危機感を募らせました。最後に「差別は無知による偏見によって生じ、利害が絡むときに顕在化します。差別は見ようとしなければ見えません」とメッセージを残し、参加者に問いかけました。

 参加した皆さんからは、「差別はないと思っていたが、考え方が変わった」「正しい情報に対するワンクリック運動を実践していきたい」などの感想をいただき、同和問題に対する理解を深めていただくことができました。

 また、当日は同和問題や小中学校の取組、障がい者アート作品、性的マイノリティなど人権問題に関するさまざまなパネルを展示し、多くの方にご覧いただきました。

 2017.12.9① 2017.12.9② 2017.12.9③

〇平成28年度取組紹介

◆人権啓発・映画上映会、パネル展(7月29日 胎内市産業文化会館)

 監督を河瀨直美さんが務め、主演を樹木希林さん等が演じた映画「あん」の上映と敬和学園大学教授である藤野豊氏の講演からなる人権啓発・映画上映会を開催しました。

 前半は藤野先生による「人権問題としてのハンセン病」と題した講演で、ハンセン病の歴史について説明がありました。過去、遺伝病という激しい誤解から社会によって差別、強制隔離といった人権侵害が行われていたことに触れ、「古くからの偏見や差別を社会からなくすためにも、正しい認識をみんなが持つことで社会が変わります」とお話されました。

 後半は樹木希林さん演じる元ハンセン病患者である徳江と永瀬正敏さん演じる刑務所暮らしを経験し、どら焼き屋で雇われ店長となった千太郎が出会い、「生きることの意味」を考え、それぞれの思いを皆さんに問いかけていました。

 参加した皆さんからは、「大変分かりやすいお話で人権(ハンセン病)について理解が深まった」「いい映画でした。生きる勇気がわきました」などの感想をいただき、ハンセン病問題についての認識を深めていただくことができました。

 また、当日はハンセン病問題に関するパネルを展示し、多くの方にご覧いただきました。

 藤野豊先生 パネル 全体

そのほか、過去の事業はこちらからご覧いただけます。≪過去の事業一覧(PDF:100KB)≫ 

 人権問題に関する講演会、パネル展については市報やホームページを通じ、ご案内してまいりますので、ぜひご参加ください。

 

 

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お問い合わせ

総務課人権啓発係

新潟県胎内市新和町2番10号

電話番号:0254-43-6111

jinken@city.tainai.lg.jp