中条町・黒川村任意合併協議会



    住民懇談会・説明会の主な質疑状況

    <中条町>

    Q. 黒川村との合併の話は突然すぎる。急ぎ過ぎではないか?
    A. 両町村とも新発田圏域の研究会へは同席していましたし、行政レベル、議員レベルの交流は以前からあったことからすれば、むしろ自然な形であり、決して「突然」とはいえません。ただ合併特例法の期限を考えると、事務的な作業はスムーズに進めなければならないことは確かです。

    Q. 両町村とも合併しないはずではなかったのか?発端はどのようなものか?
    A. 両町村とも自立を基本にしていたことは確かですが、「合併しない」ということではありません。中条町では長期計画に「合併」が検討されていますし、まちづくりを考えようとしたときに「合併」をひとつの選択肢として、急速に両町村が近づいたことは、時代の要請ではないでしょうか。

    Q. 財政が厳しいから合併なのか?単独でも大丈夫という話ではなかったのか?
    A. 財政問題は大きな要因といえます。もちろん単独の道はありますが、交付税の削減や税収の落ち込みを考えますと、痛みを伴うことは避けられません。特例による恩典を得ながら、総体的に行政運営を見直すことができるチャンスではないでしょうか。

    Q. 黒川村は借金が多いと聞くがいかがか?リゾート施設運営状況はいかがか?
    A. 確かに黒川村は人口規模からすると地方債の現在高は高いといえますが、起債制限比率は中条よりも低く、決して財政を圧迫している状況にはありません。黒川村は地域指定による優良債が多いものと考えられます。ただ各制度・事業・施設の状況等は、行政制度の調整をすることで、その状況が明らかになると思います。

    Q. 住民投票やアンケートは実施しないのか?
    A. 現段階で住民投票を行う考えはありません。時間的な問題、議会制民主主義の問題は確かにありますが、実施することにより住民間に賛成・反対のしこりを残すことがむしろ問題と考えるからです。過去の例や各地の事例からしても、新しいまちづくりを議論しようとするときに、地域内を二分するようなことは避けたいと思っていますし、しなくてもいいように情報の提供と意見集約に努めたいと考えています。

    Q. 今後も情報提供と住民説明を実施してほしい?
    A. 任意協議会で話し合われたことについては『協議会だより』や『ホームページ』等で随時お知らせするほか、新市計画の素案ができたところで、今一度説明会を開催したいと考えています。

    Q. 合併後のサービスや税金はどうなるのか?
    A. 各種サービスや税等の住民負担の詳細については、任意協を設立した後、両町村の行政制度調整によって話し合われることになります。この調整項目は1,000項目を超えるものとなり、分野別に順次協議会で議論されることになりますので、その都度お示ししていきたいと考えています。

    Q. 荒川町との合併はどうなるのか?
    A. 現時点においては、黒川との合併を優先させます。

    (その他の主な意見)
    ・この機会を逃さないでほしい、スムーズに進めてほしい。
    ・中条町にはない良さが黒川村にはあるので歓迎したい。


    <黒川村>

    Q. なぜ、急に合併という話になったのか?
    A. 村を取り巻く経済情勢等の急激な変化。行財政の状況や政府が当初自主的合併を促していたが、小規模町村に対して介入する動きが出てきた。特例法の延長により期間内での合併が見込まれるようになった。

    Q. 合併することで大きな中条町に飲み込まれてしまうことはないのか、また、中心部だけが栄えて周辺部はますますだめになるようなことはないのか?
    A. 対等合併であり今後両町村のサービスが低下しないように住民代表を含めた任意協議会で調整していく。

    Q. 除雪についてはどの町村より良いと思ってきたが、合併で悪くなるようなことがないか?
    A. 除雪は黒川村にとって大きな問題である。サービスの低下にならないよう今後協議会において調整していく。

    Q. 「新設合併」について中条町はどのように考えているのか?
    A. 中条町との行政・議会で構成している研究会において、合併の方式については「新設」で合意のうえ、両町村が同時に住民説明会に廻っている

    Q. 荒川町から何らかの話はあったのか、あれば一緒になるのか、また、新発田市との合併は考えていないのか?
    A. 荒川町については、実質的にはなにも話がない。離脱には関係市町村全部の議決が必要であり時間がかかると思う。今は中条町との協議を進めいている。
    現時点では、中条町との合併を考えているもので、現在、新発田市との話はない。

    Q. 村が今まで造り上げてきた観光施設などはどうなるのか?
    A. 農業と観光ということで、国・県から支援をいただき整備をしてきた、多くの村民が仕事に従事しており、しっかりとした運営をしなければならないと考えている。協議会のなかで論議していくことになると思います。

    Q. 住民の意向についてどのように把握していくのか?
    A. 任意協議会で新市建設計画を広報・インターネット等でお知らせして行く。また、説明会を開催し民意を把握したい。必要によってはアンケート調査を実施する。

    Q. 議会側も合併の方向で向いていると考えてよいのか?
    A. 議会でも、研究会を何回も開催し話し合いを重ねてきており、最終的に全員、合併の方向で推進するということで、全部の集落説明会に議会側も説明側として出席している。

    Q. 合併すれば今より良くなるのか?
    A. 地理的・歴史的にも一体的に考えられてきた面が大きい。経済面についても、合併によりより良い方向に地域運営が図れるものと考えられる。行政規模が大きくなることにより広域的な視点でバランスのとれた「まちづくり」計画が可能になる。

    (その他の主な意見)
    ・中条町との合併の方向は良いと思うので話を進めてほしい。
    ・住民説明会は、一緒に合併を考えて行くという事で非常に良いと思う。
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